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共通テストリーディングは英語力+情報処理力を評価する試験に - 谷川 学 講師(英語)

英語講師  谷川 学

― 令和5年度共通テスト英語リーディングの平均点は、令和4年度本試験から8点近く低下し、53.81点となりました。どのような原因で難化したのでしょうか。

  • 科目 平均点 前年比
    リーディング 53.81 -7.99
    リスニング 62.35 +2.9
    第1問や第2問の語数が例年と比較して少し多かったことが難化の原因の一つと考えられます。第2問のB問題までを終えた時点で、大多数の受験生は「試験前の想定と比べて数分間余計に時間を使ってしまった」と感じたと思います。この数分間が、普段試験全体を解き終えて余る時間の範囲内に収まるのであれば、問題はないのですが、普段から解き終えるのに試験時間をギリギリまで使ってしまう受験生にとっては影響が大きくなります。
    試験後、生徒達から話を聞くと、やはり試験中に遅れを認識して解くペースを上げなくてはいけないと考えたそうです。第3問以降は、第3問のA問題や第5問のように解きやすい問題も配置されているのですが、このように焦った状態では、なかなか正解に辿り着くことが難しかったでしょう。標準的なレベル(GMARCH・地方国公立大学志望)の生徒を想定するのであれば、完答するためには更に5分~10分程度の試験時間が必要だったと思います。

― 第1問と第2問の分量が想定以上に多く調子を崩してしまった受験生が多かったのですね。他にも何か原因はあったのでしょうか。

  • 第6問のB問題の問4(解答番号48)と問5(解答番号49)で失点してしまった受験生もいたと思われます。これらの問題については、学力上位の生徒達の中にも間違えてしまう生徒がいました。
    これらの問題では、選択肢の設定が非常に細かく作り込まれています。試験問題を評価・分析する際には本文に目が行きがちですが、選択肢の長さも難易度を左右する重要な要素です。問4の選択肢は2行のものが1つと3行のものが3つで計11行もあります。ここまで長い選択肢を吟味することは、従来のセンター試験や共通テストでは求められませんでしたから、正解を絞り込むにはかなり苦労したと思います。

― 分量的に厳しい試験だったのですね。語彙の面ではどうだったのでしょうか。

  • インタビュー風景 おそらく意図的に調整されているのだと思いますが、そこまで高い語彙力は要求されない試験でした。共通テストでは、センター試験と比較して分量が増えた代わりに、要求される語彙力が明らかに低くなっています。令和5年度のリーディングについては、旺文社の英単語ターゲット1900を指標にすると、基本単語とされる800語を習得していればある程度読むことができ、それに加えて重要単語とされる700語を網羅していれば語彙力の面での問題は生じないと思います。受験科目として外国語を課すのであれば、それは大学で扱う教材を精読できるレベルの能力の有無を評価できるものでなくてはならないと考えますが、共通テストの英文はそのレベルには達していません。センター試験では、国公立大学2次試験の和訳問題対策にも転用できるような英文を1試験あたり数文は見つけられたのですが、共通テストでは今の所、そうした文章の出題は皆無です。
    また、共通テストにおける語彙に関する特徴としては、受験生に注釈を与えないというものがあります。第6問のB問題はクマムシに関する出題であり、各種臓器に対応する専門用語も登場しましたが注釈は与えられませんでした。作問者は「専門用語はさほど重要ではなく、本文を正しく読み、それぞれの位置や関係性についての情報から見当をつけ、正解を推測できる能力を評価したい」と考えているのだと思います。
    こうした推測の能力は、私立大学や国公立大学の2次試験の問題で要求される「文脈など周囲の情報から単語の意味や解釈を類推する力 」とは少し異なり、ある種の情報処理力と言って良いかもしれません。純粋な高レベルの英語力を評価するのは2次試験の役割と考え、共通テストでは、ある程度の英語力に加えて情報処理力も評価しようとしているのかもしれませんが、その考え方が大学入試の外国語科目の出題方針として正しいかについては疑問が残ります。

― 試験全体をご覧になって他にも印象的な問題はありましたか。

  • 先ほども触れた第2問についてですが、A問題の問3(解答番号8)が印象的でした。この問題は②が正解で、選択肢には free function(無料の機能)とありますが、該当する内容について本文ではbasic features(基本的な機能)と表現されており、そこまでの情報だけでは「基本的な機能=無料」とは判断できません。読み進めていくとwouldn’t pay for the optional advanced ones(オプションの発展機能にはお金を支払うつもりはない)という購入者のコメントが提示されますから、「有料の発展機能に対して、基本機能は無料である」と判断できます。本問も含めて令和5年度の共通テストリーディングには、かなり作り込まれた言い換え表現が盛り込まれていると感じました。
    他には第3問B問題の問1(解答番号18~21)も印象に残っています。例年出題が見られる、物事が起こった時系列を整理させる形式の問題なのですが、本問は本文に書かれている順番と実際の時系列が一致しないように工夫して作られています。
    「アドベンチャールーム」の準備と実行における時系列としては、「18部屋を飾って雰囲気づくりをする」⇒「19子供たちにコスチュームを着せる」⇒「20子供たちが手がかりを探し始める」⇒「21子供たちが苦手なヨーグルトを完食してヒントを見つける」の順番になりますが、本文中では、2番目と3番目の順番は入れ替わっています。内容を正しく読めず、本文と選択肢に共通しているsearchやsweetsという単語にだけ注目した受験生は、解答番号19について誤答してしまう可能性があります。
    ただ、この形式の問題については、僕も生徒たちに注意喚起をしています。生徒たち自身も最初から「本文に書かれている順番と実際の時系列は異なる」という警戒心をもち失点を回避できたのではないかと思います。第5問の問3でも時系列整序問題が出題されましたが、こちらは本文中に順番の入れ替わりがなくスムーズに正解に辿り着ける問題でした。

― 第4問は、共通テスト国語などでもよく見られる2つのテキストから構成される問題でした。この問題についてはいかがでしょうか。

  • 本問では用語の言い換えが多用されていました。言い換えの対応関係を把握できない場合は、迷ってしまったと思います。例えば問3では、1つめの文章でrepetitive learningと表現されている学習法が、2つめの文章ではmassed learningと言い換えられています。ここに注目してしっかりとマーキングをしていれば正答できたと思います。
    共通テストリーディングを効率よく解いていくためにはマーキングを適切に行うことが非常に重要です。僕の授業では、生徒たちに「何が問われているのかを事前に把握するために、先に設問と選択肢に目を通した上で、焦点になりやすい固有名詞・数字・特徴的な語句・記号によって強調されている箇所・複数の要素の比較部分などにマーキングをしながら読み進めなさい」と指導しています。
    また、問5については、-Which additional information would be the best?-とあり、文脈を意識して選択肢を比較し検討する必要があります。この問5はテキストのどこか一部分を読めば正解を見つけられるものではありませんから、テキスト全体を通読して趣旨を正しく理解することが求められるのです。

―センター試験の後継として共通テストが導入されてから3回の試験が実施されました。センター試験と共通テストを比較して出題傾向の変化などはあるのでしょうか。

  • 形式的な部分についてですが、記事などの長文を読んで内容をワークシートやプレゼンテーション用のスライドに整理する場面設定の出題がよく見られます。
    令和3年度第1日程のリーディング第5問は、芸を覚えた牛に関する英文を読み内容をスライドに整理する場面設定の問題でした。複数の人物や動物が登場し、牛の呼び名も時期に応じて変化していました。また、動物の能力についてのスライドもあるため、この問題については、登場人物や動物に加えて動物の能力に言及している部分にマーキングして読み進めるべきでしょう。
    こうした問題では、従来は設問文に含まれていた情報がワークシートやスライド中に含まれていますので、生徒達にはワークシートやスライド中の空欄同士の並列関係や位置関係にも注目して情報を読み取るように指導しています。

― リーディングについて詳しく解説していただきありがとうございました。続けてリスニングについてもお伺いします。リスニングは平均点が上昇していますが、どういった点が易しくなったのでしょうか。

  • 共通テストにおいては、文法の知識を問う問題はリーディングではなくリスニングで出題されており仮定法や比較、時制についてよく問われるのですが、今回は文法を含んだ問題があまり出題されませんでした。文法のミスが失点につながるケースが少なく、結果的に解きやすい試験になったのだと思います。
    その他にも例えば、表が登場する第4問のB問題で易化が見られました。表を含む問題は、難しい問題を作りやすいのですが、令和5年度は比較的容易な問題であり、音声を聞いている間にある程度まで表を埋めることができました。例年であれば、聞きながら効果的なメモを取ることができず失点してしまう受験生もいるのですが、今年度は多くの生徒が正答できたようです。

― 受験生が苦戦しそうな問題はあったのでしょうか。

  • インタビュー風景 第1問A問題の問2(解答番号2)は、数少ない文法(時制・順序)に関する問題です。-I’ve already washed the bowl, but I haven’t started cleaning the pan.-既にボウルは洗ったが、フライパンを洗い始めていないという状況ですから、英文を最後まで正しく聞き取り、完了形を踏まえて順序を整理しないと正解できません。また、第3問の問15(解答番号15)も順序系の問題です。登場人物は英国で生まれてドイツで育ち、現在はロンドンにいます。更に寮のパーティーに参加した新入生という設定から、「選択肢②に対応する一時的な滞在ではない」と判断すれば正答できます。
    例年、順序系の問題は1~2問ほど出題されており、正答率が低くなる傾向にあります。令和3年度第1日程のリスニングでは、―To start working in Hiroshima next week, Yuji moved from Chiba the day after graduation. ―という英文が流れました。卒業する、引っ越しをする、働き始めるという3つの出来事に言及されていますが、やはり意図的に順番が入れ替えられた文章になっています。
    こうした問題は試行調査でも出題されています。平成30年の試行調査では、―He got a phone call from Joe as soon as he arrived home from the library. ―という英文が流れ、場面に合ったイラストを選ばせる問題が出題されました。最後のlibraryが受験者の印象に強く残ると思うのですが、実際は帰宅直後に電話を受けているので、家に入りながら電話に出るイラストを選ばなくてはなりません。この問題の正答率も非常に低かったようです。

― やはり、時制や順序の問題で失点してしまう受験生は多いのですね。新しい傾向の問題などは出題されなかったのでしょうか。

  • 第2問の問9(解答番号9)はこれまでに見られない形式の問題でした。正解は④の缶ですが、英文中では触れられませんでした。紙コップ・ボトル・瓶についての情報が提示され、最後に「それはここ」と指示があるので、「女性が捨てようとしているもの(=それ)は、缶である」と判断できるのです。焦点となる対象が代名詞だけで登場する問題は従来のセンター試験・共通テストでは見られませんでした。このタイプの問題も今後テキストに反映させていきたいと考えています。

― 第5問についてはいかがでしょうか。

  • 第5問などのグラフを含む問題については、作問者にとっての負担が大きいのではないかと感じます。僕も共通テストリスニング対策の問題作成を依頼されることがあるのですが、リスニングの問題として適切な長さと難しさの英文を作成し、更にグラフと上手に対応させなくてはならないため、非常に苦労します。キーワード検索の結果や官公庁の公開しているデータからまずグラフを見つけて、それに対応し、現実とも乖離しない英文を自分で書いたこともありました。
    平成29年の試行調査では、「ファストファッションによる繊維ゴミの増加」、令和4年度の本試験では「働き方」と時事的なテーマが扱われており、令和5年度リスニング第5問では、スリランカを中心としたゾウの個体数減少に関する英文が流れました。従来の試験と比較すると日本との関わりが少し薄いテーマです。現地では重要な社会問題ですから、時事的なテーマを扱いたいという意図を感じますが、恐らくテーマ選びには相当苦労されていると思います。
    受験生にとっての難問としては、問31(解答番号31)が挙げられます。「人間とゾウが接触するといずれかの死に至る」というかなり深い理解に1度しか放送されない音声から辿り着くのは難しかったと思います。メタ的な視点から分析をすると、第5問の後半ではゾウの死が取り上げられていますので、そこから遡って正答できた受験生もいたかもしれません。第5問全体の流れもヒントとなるように設計・調整しているのであれば、やはり非常に作り込まれている試験であったと感じます。

― 最後の第6問はどうでしょうか。

  • 第6問A問題は令和4年度から見られる出題傾向が踏襲されました。親子のハイキングに関する会話を題材に、登場人物それぞれの考えを正しく理解できているかを確認する問いがあります。続いて文章全体の内容を判断させる問いが配置されています。
    B問題についても、比較的易しい問題でした。問36(解答番号36)は、文章の途中で登場人物が意見を変えるという頻出のパターンです。問37(解答番号37)については従来の試験であればもう少し難しい問いになったと思うのですが、本年度はLisaが早い段階で―The rent is too expensive.(家賃が高すぎる)―という決定的な表現を口にしていますから、正解の②を選びやすかったと思います。

共通テストについて解説していただきありがとうございました。ここからは、もう一つのテーマであるICTについてお伺いできればと思います。

― 先生はどのようなきっかけでICTを使い始めたのでしょうか。

  • 2018年に代ゼミ古文講師の梅澤先生が、講師室でパソコンを使った授業の準備をされている時に質問をしたことがきっかけです。僕は、たまたま梅澤先生と同じMicrosoft社のSurfaceを使っていましたから、自分も同じように画面を投影して授業を行うことができると考えたのです。ソフトウェアについても梅澤先生に紹介してもらったDrawboard PDFを使っていて、書き込みなどの様々な操作をリアルタイムで生徒と共有できる点が気に入っています。
    ただし、代ゼミテキストのデータはPDFのままだとDrawboard PDF上では画像として処理されてしまうので、紙のテキストを裁断し自分のスキャナーから取り込んで、テキストの文字をDrawboard PDF上で認識できるようにしています。

― 谷川先生はどのようにICTを使われるのでしょうか。

  • キャプチャ
    ICTは非常に便利なので全ての授業でICTを使っています。まずは読解の授業での利用方法について紹介したいと思います。こちらは、先日の授業で使ったデータになります。
    事前に準備した本文を投影することで板書する時間を短縮していますが、日本語部分の打ち込みや書き込みについては、授業中に生徒の目の前で行うようにしています。キーセンテンスには黄色、サポートセンテンスには青色をつけていて、この色分けには一貫性をもたせるようにしています。書き込みや打ち込みは基本的に青系の色で行いますが、重要な内容や解答には赤系を使うことが多いです。


    キャプチャ
    細かく解説したい部分があれば、このようにその場でワードに貼り付けて、掘り下げていきます。指導すべき分量が多い場合は、こちらのデータも事前に準備することはあるのですが、事前にデータを作り込みすぎると授業がスライドショーを流すだけの説明会のようになり、生徒自身が考える時間がなくなってしまうので、なるべくその場で書き込みや入力を行い、生徒達と授業内容の変化や展開を共有するようにしています。

    板書をICTに置き換えることで情報提示が効率化し、生徒に与えることができる情報量は増えていきます。しかし、ICTばかりの授業では、情報過多になり生徒も授業内容の消化不良を起こしてしまいます。先生が板書をせず、生徒もノートを取らず画面ばかりを見ているといった動きのない授業では、生徒も集中力を維持できませんから、板書や生徒自身のノート取りもバランスよく授業に盛り込む必要があります。

― 板書とICTのバランスが大切なのですね。先生の授業では、板書とICTの比率はどのようになっているのでしょうか。

  • キャプチャ
    授業時間の10%から30%は板書に充てています。基礎・標準レベルの生徒を指導する際は板書量を少し増やす、難関大学志望の生徒達には逆に板書量を減らして授業全体の情報量を増やす、といったように生徒のレベルに応じて情報量を調整することを意識しています。
    板書の中心的な利用方法の1つが文構造の図式化です。thanを介したmore closely related to modern sub-speciesと(related) to US-1の並列関係を示したい時はこのような板書を行います。本日はthanの事例を紹介しましたが、and、or、butなどの等位接続詞についても並列関係がよく生じるため、黒板で図式化して解説するようにしています。
    繰り返しになりますが、生徒自身も授業中に手を動かすことが大切です。生徒は和訳や英文を書いている最中に、次の展開の予想やミスの反省、内容の考察など様々なことを考えています。このように生徒自ら考える時間が生徒の思考力を高めるためには不可欠なのです。授業の際には生徒の手の動きに注目してみてください。授業内容をしっかりと理解できていなければ、すらすらとノートを取ることはできません。僕の指導する生徒達も学力が高まるにつれて、段々と淀みなくノートに書き込めるようになっていきました。

― 生徒自身が書くことが、学習効果を高める上で効果的なのですね。最近は、生徒がタッチペンを使うケースもあるのですが、やはり紙のノートに書き込んだ方が良いのでしょうか。

  • 僕としては紙に書くことを強く推奨します。デバイスの画面は狭いですし、紙のノートと違って、ページをめくることで感じる奥行きや立体感もありません。紙のノートであればページをめくることで学んできた情報のつながりを直感的に感じることもできます。
    感覚的な表現ですが、僕は、ノートに書き込む際に感じる筆圧や紙と筆記具が触れて生じる抵抗や摩擦なども生徒の脳を刺激する大切な要素だと考えています。

― 英作文の授業ではどのようにICTを使われるのでしょうか。

  • 英作文については、授業中に思いついた内容を調整して紹介することもありますが、基本的にはワードを使って授業前にある程度の解答例を準備するようにしています。自由英作文であれば2パターン、短文の英作文であれば3パターンの解答例を作ることもあります。「様々な解答のバリエーションを示したいが、その全てを板書するとかなりの時間がかかってしまう」という悩みを、ICTを使うことで解決できるのです。
    英作文ではありませんが、国公立大学の2次試験でよく出題される英文和訳についても、直訳と軽い意訳に分けて解答例を準備します。医学部志望者向けの指導では、直訳と意訳に加えて医学部向けに「文の構造を維持しつつ、不自然な表現を自然な日本語に置き換えた最上の解答例」を提示することもあります。

― 文法の授業についてもお伺いできればと思います。

  • キャプチャ
    こちらが文法の授業で使ったデータです。文法の指導でICTを活用するメリットは、問題とそれぞれの選択肢を生徒と共有しつつ解説できることだと思います。仮にICTを使わない場合、全て書き写すか、「○行目の△の部分」といったように細かく指定しなくてはいけません。
    プリントを配るという方法もありますが、プリントを配ると生徒が書く量が減ってしまい、先ほどお話ししたような「書くことの利点」が損なわれてしまいます。
    文法の場合は、テキストだけを投影したまっさらな状態で授業を始めて、色をつけたり、書き込みや打ち込みを進めたりしながら、生徒と解き方のプロセスを共有していきます。お見せしたデータは解説などを終えた最終的な状態のものになります。

    キャプチャ
    また、どのクラスでも一度は説明する文法の定番の解説については、事前にデータを作って授業中に生徒達に見せています。こちらは接続詞のasに関する解説データですが、この他にも 300種類以上の解説を作ってあります。これらは、僕の英語講師として最も重要な核となっているデータだと思います。

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※本稿は、令和5年1月14日に実施された共通テスト本試験における英語リーディング及び英語リスニングに関して代ゼミ講師に行ったインタビューをもとに作成しております。

聞き手:福田