2023年春期教員研修セミナーには、たくさんのご参加をいただきまして、どうもありがとうございました。
2024年春期教員研修セミナーの詳細は2024年1月中旬に掲載予定でございます。
2024年春期教員研修セミナーの詳細は2024年1月中旬に掲載予定でございます。
受講料 (税込) |
16,000円 / 1講座1名様 |
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配信期間 | 2023年4月3日(月)~2023年6月30日(金) |
授業時間 | 90分×3コマ/1講座 |
受講方法 |
【モバサテ受講】 サテラインゼミマイページ (モバサテ受講用)
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時間割&カリキュラム概要
概説講義(60分) [無料オプション] |
最新のトピックや関心の高いテーマなど、教科の枠を超えた内容をお届けする60分間の無料オプション講義。セミナー受講者はどなたでも受講できます。 【過去のテーマ】「新しい教育‐入試から見直す学習指導」「やる気の心理学」など |
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第1時限(90分) | モデル授業による テーマ別指導法研究(1) |
【テーマ別指導法研究】 1つの授業を組み立てる際に、導入からまとめまでどのような指導法があるのかについて、さまざまな教材を主題に、代ゼミ講師が実際の授業さながらのモデル授業と解説によりお見せします。 【質疑応答】 WEB申込時や開講前アンケートなど、事前にお寄せいただいた質問に、代ゼミ講師が可能な限りの知見を動員して回答します。 |
第2時限(90分) | モデル授業による テーマ別指導法研究(2) |
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第3時限(90分) | モデル授業による テーマ別指導法研究(3) +質疑応答 |
講師&講座紹介
英語 仲本 浩喜 講師
学校で教える英語の不都合な「原則と例外」
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【自己紹介】
広島市出身。広島学院高校から上智大外国語学部英語学科を経て、同大学院外国語学研究科言語学専攻修士課程修了。トフルアカデミー、駿台予備学校を経て2000年より代々木ゼミナール講師。大学受験、TOEFL、英検®関連の参考書を多数執筆。 -
【本講座の主眼】
中学から普通に「学校文法」を習い、予備校に通うことなく英語の実力をつけてきました。予備校で英文法をメインに教え始めて今年でちょうど35年。「テキストで習う」「テキストで教える」「テキストを作る」という3つの立場から、英文法を教える上で避けて通れない「原則と例外」との付き合い方についてお話しします。 -
【テーマ別指導法研究】
lecture(1)
学生として「学校文法」「記述文法」「生成文法」と向き合い、講師になってから「英文法問題」「受験英文法」と格闘した経験を基に、過去から現在までの「英文法」のさまざまな教授法について、その功罪を考えます。 -
lecture(2)
「前に前置詞のついた名詞は主語になれない」「副詞は補語になれない」「省略できる関係代名詞は目的格」などのさまざまな「原則」について、生徒にどのタイミングでどの程度の「例外」を提示するかについて考察します。 -
lecture(3)
代ゼミ本科生用の「英文法」テキスト(基礎・標準・ハイの全3レベル)作成の統括責任者として、レベルごとの記述をどう使い分けているかを、具体例を挙げて紹介します。また、オリジナル単科のテキストの一部もお見せします。
数学(1) 森谷 慎司 講師
共通テスト数学の傾向と対策(生徒の力を伸ばす指導法)
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【自己紹介】
早いもので代ゼミでの講師歴も28年目になりました。学習支援でいろいろな学校に出講させていただいておりますが、熱い先生方と出会うたびに初心に帰ります。未だに日々の授業では一喜一憂しておりますが、知的好奇心をくすぐるような熱い講義を心がけたいと思っています。 -
【本講座の主眼】
共通テスト数学では、知識、計算力に加え、その場で考える力が要求され、高得点をとるには総合的な数学の力が必要です。そこで、本講座では本年度の共通テスト数学を中心に、過去の出題内容、出題形式の分析を通して、今後の出題の予想、教材の作成法、生徒の力を伸ばすための効果的な指導法について考えたいと思います。 -
【テーマ別指導法研究】
lecture(1)
数学ⅠAについて、本年度の問題の出題分析を通して、高得点を取るための効果的な指導法について考えたいと思います。最近よく出題される話題や形式、効果的な教材の作り方についても考察したいと思います。 -
lecture(2)
数学ⅡBについて、本年度の問題の出題分析を通して、高得点を取るための効果的な指導法について考えたいと思います。今後出題されそうな話題やセンター試験も含めた過去問の利用法についても考察したいと思います。 -
lecture(3)
学習支援や代ゼミの授業で利用した教材を例に、学習効率を上げる授業展開について考察したいと思います。後半は事前質問にお答えしたいと思います。
現古漢 漆原慎太郎 講師
令和の働き方改革~教師も生徒も手抜きでwin-win~
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【自己紹介】
カープレッドを身にまとい、日本の中心名古屋を拠点とする「紅のヤバトン」。こう見えて東大文学部(国文)卒。「最後はみんな自学自習」を念頭に、不真面目な生徒のため「雑」かつ学習効果の高い学習法を追究する日々。座右の銘は「人生悪役」。 -
【本講座の主眼】
毎日音読、社説を要約、論文作成、アクティブ授業…「理想的学習法」が声高に叫ばれる現代。一方で高校現場は部活に行事に忙しく、生徒も先生も睡眠不足。英語の民間試験が…、データを扱う上では数学が…、と他教科の重要度も増大の一途。こんな時代に全力で「ラク」をできるよう講義します。今回は「非受験学年」に焦点を。 -
【テーマ別指導法研究】
lecture(1)
「古文特有の表現は古文を読むために必要なものに限定」(by学習指導要領)。「大切だけどつまらない」文法より、「大切だしおもしろい」事柄を教えたいですよね。主体判定・和歌・文化…。文法のサボり方も大公開。 -
lecture(2)
「君達は真の意味で文章を読めとらん!」…こんな言葉で自己の解釈を押し付ける上から目線の現代文を粉砕します。「読めない」の正体を徹底分析。ついでに「書けない」も。学力との相関が最も大きいのはなんと…。 -
lecture(3)
教師と生徒の乖離が最も大きいのは漢文。我々の常識は生徒の非常識。世界観を伴わない単なる句法暗記は「苦法」。そして、白文の扱いですよ。出題するなら準備と覚悟が必要。無駄な暗記はさせたくないですね。
世界史 新里 将平 講師
歴史総合と世界史探究~授業で留意する点とは?~
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【自己紹介】
大学受験指導に携わって17年、講義だけでなくテキストや多くの模試作成に携わってきました。今回は、本格的に始動した歴史総合やこれから始まる世界史探究について、授業の工夫や個人的な留意点などをご紹介できればと思います。 -
【本講座の主眼】
本講座では、歴史総合と世界史探究をテーマとします。歴史総合については、「世界史Aと日本史Aの折衷」で良いのか?「〇〇と私たち」というテーマに合わせたときに必要となる情報は何か?を柱に、世界史探究については、従来の世界史Bとの違いや新たに加わった視点や内容などを柱にお話しさせていただきます。 -
【テーマ別指導法研究】
lecture(1)
【歴史総合:「近代化と私たち」】近代化以前の世界はどのように扱うべきなのか、各地域を学習する前に前提として確認しておくべき最低限の情報を、歴史総合の教科書から逆算して紹介させていただきます。 -
lecture(2)
【歴史総合:「大衆化と私たち」】まさに歴史総合の醍醐味!このテーマに沿って各地域をどのように展望すべきなのか、知識偏重から脱却し、史実を一般化(抽象化)して捉える視点などを紹介させていただきます。 -
lecture(3)
【歴史総合:「グローバル化と私たち」&世界史探究】戦後史は情報量が圧倒的に多く、テーマから逸脱せぬよう、留意すべき視点を紹介させていただきます。また、世界史探究についての私見も述べさせていただきます。
小論文 鈴木 勝博 講師
小論文指導の方法~進路指導の視点も交えて
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【自己紹介】
公立高校で36年間国語を教える。その中で進路指導の一環としての小論文指導に携わる。高校現場で「組織として」小論文指導に取り組む。2020年より代々木ゼミナール教育総合研究所・主幹研究員。 -
【本講座の主眼】
新しい年度が始まる直前のこの時期に年間を通して行う小論文指導の方法をご紹介します。新年度3学年を担当することが決まっている先生や小論文指導の経験が少ない先生方を念頭に、生徒の力を組織として伸ばしていく方法を一緒に考えていただきます。また、校内で行う指導ですので、進路指導の視点も加えてお話しします。 -
【テーマ別指導法研究】
lecture(1)
過去問一つを例としながら、生徒の答案を検討します。そして教員の側は、その答案をどのように指導するのがよいのかを考え、小論文指導のポイントを掴みます。 -
lecture(2)
一年間を通した小論文指導の例をご紹介します。生徒に小論文を書かせる時どのような問題が良いかを考え、最大の問題である出された答案をどう添削し、どう返却するかの効果的方法をご紹介します。 -
lecture(3)
lecture(1)(2)の内容以外の指導ポイントに触れまとめを行います。
数学(2) 湯浅 弘一 講師
やる気の出ない生徒にやる気を出させる指導法
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【自己紹介】
代ゼミ講師として30年余り。本部校、福岡校にて東大エグゼ、医学部エグゼ、そして共通テスト対策など幅広く担当。その傍ら大学教員、NHK高校講座監修講師及び出演、高校のコンサルなどもさせていただいております。 -
【本講座の主眼】
高校時代数学が赤点だった小生、数学に落ちこぼれはいません。全て置いてきぼり。ではなぜ、置いてきぼりなのか?多くの場合、理解するスピード。まずはワカルことが大事。しかし、その前にデスクに向かっていただく・・・どこからスタートさせていくのか?スタート地点が肝心。さらに腹を立てない策も。 -
【テーマ別指導法研究】
lecture(1)
何を学ばせたいかではなく、何を学んでいただきたいか?売り言葉に買い言葉にならない計画を考えながら、やる気の出ない生徒様の原因の例とその対処・対策を考えていきます。 -
lecture(2)
実際に話しかける授業と演習していただく授業、さらにノートを取っていただく授業とプリントに書き込んでいただく授業など、授業内実践の例を今までの様々な現場経験からお話させていただきます。 -
lecture(3)
授業前後の生徒様への取り組みについて、働き方改革を考えると生徒様に勉強していただくことは自習が不可欠。自習教材の選定、作成などに触れながらご参加の皆様のご意見も頂戴しながら進めていければと。
化学 西村 淳矢 講師
激変する熱化学 「エンタルピー」の授業運営
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【自己紹介】
愛媛県出身。早大理工学研究科化学専攻修了。代ゼミ講師歴18年目。サテラインで「ハイレベル化学」「高校化学」など複数の基幹講座を担当。新課程の教科書執筆に携わる。また、全国大学入試問題正解の解答執筆、模試作成なども務める。 -
【本講座の主眼】
新課程では「熱化学方程式」から「エンタルピーを用いた表記」に変わります。これは、近年まれに見る大きな改訂であり、その授業運営に戸惑う先生方も多いことと存じます。本講座では『エンタルピーをどう教えるか』をテーマとし、教科書執筆者の目線から、学校現場での授業運営のノウハウを教示します。 -
【テーマ別指導法研究】
lecture(1)
【現行課程と新課程の違い】
現行の熱化学方程式と新課程のエンタルピーを用いた表記の違いおよび、生徒に意識させるべき内容を詳しく解説します。また、エンタルピーの授業の「導入部分」のモデル授業を行います。 -
lecture(2)
【例題とその解説】
授業内外で扱うエンタルピーの例題を複数提示し、その解説およびモデル授業を行います。また、本分野の問題で考えられる複数の解法を、生徒の学力レベル別、時期別に提案します。 -
lecture(3)
【問題の出題パターン】
教科書の章末問題や、今後、入試問題として出題されるであろうエンタルピーの問題を、出題パターン別に紹介し解説します。また、定期考査、入試対策に用いる問題の作題方法なども教示します。
倫理政経 畠山 創 講師
「公共」を見すえた倫政の受験指導法
〜3年間の共通テストと試作問題から見えるもの〜
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【自己紹介】
代ゼミ公民科講師。ICTについては2002年度から授業で導入し、その先駆けでもある。単著で30万部を突破している『爽快講義』の著者。医師会や教育研究会での講演など多岐に活動。近年では令和3年度全国社会科公民科研究会全国大会(北海道)での講演(全体発表)を行った。モットーは「生徒を変える授業」。 -
【本講座の主眼】
新共通テストから3年が過ぎ、見えてきた傾向と対策、そして問題点を共有できればと思います。具体的には、問題研究と、私が問題演習の模擬授業を行い、知見と教授法を共有できればと考えております。また、令和4年11月9日に大学入試センターが発表した「試作問題」を通して、今後の公共を含めた公民科について共同研究いたします。 -
【テーマ別指導法研究】
lecture(1)
3年間分の共通テストから見えてきた「政治・経済」部分の傾向と対策、また問題点を実際の問題を眺めながら共同研究します。セミナー中には私がICTを用いて代ゼミで行っている問題演習の模擬授業を行います。特に多くの統計・資料の読解について、スクリーンや電子画面を用いて指導する際の知見を共有できればと存じます。 -
lecture(2)
3年間分の共通テストから見えてきた「倫理」部分の傾向と対策、また問題点を実際の問題を眺めながら共同研究します。セミナー中には私がICTを用いて代ゼミで行っている問題演習の模擬授業を行います。特に新テストからの出題の形式の変化について知見を共有し、先生方の受験指導にお役立ていただけますと幸甚です。 -
lecture(3)
令和7年度の試験問題の方向性について、令和4年11月9日に大学入試センターが「試作問題」の発表を行いました。これをベースに今後の『公共、政治・経済』、『公共、倫理』の受験指導についてお話しし、共同研究を行います。事前に公民科の試作問題をご概観くださると幸甚です。また先生方のご質問にお答えしながら、今後の共通テストのあり方についての私見も述べさせていただきます。